IQ直交変調器を使っても良いが、その(乗算と加算等の)演算をCPU内の演算として実装すれば、AD変換器とCPU/DSPによる複素数の数値演算とDA変換器により、USB波、LSB波 それぞれの電波・電圧がダイレクトに生成できることがわかった。
https://www.youtube.com/watch?v=Z0VQ_QQp5TA
複素数演算によるSSB変調方式 (PSN方式SSB変調)
実数部にUSB電圧と、虚数部にLSB電圧が、それぞれプログラムによる数値演算で求まるので、その値をDA変換器へ出力すれば良い。この方式では、IQ変調器を使っても良いが、これをプログラムによる数値演算方式に置き換えてしまうと、キャリア漏れやサイドバンド漏れが原理的に皆無になる大きなメリットが得られる。
「虚数が存在しない」という過去の教育誤りの先入観は完全に否定してかまわないです。
またSSB変調でのPSN方式は、大変長年、水晶フィルタが無くて良いのが魅力に見えたものの、アナログ式回路の実現方式は、産業上も工学的学問上も、メリットが見当たりませんでした。
さらに別方式として、乗算器+IIRフィルタ構成では、ヒルベルト変換に苦労せずとも、マイコンによるプログラム数値演算式でSSB波が変調できます. 😅