この図は、3個のスピーカと、移動する仮想音源の概念を示したもの。図から明らかに、3個のスピーカでは、音源の時間差を制御しても2次元の音源移動しか再現できない。
これに対し、上図の様に三角の4面体の頂点の4点にそれぞれスピーカを配置して、その時間差(位相差)を正確に制御すると、例えば、同図上の上空を周回して移動する音源に聞こえるよう、左右の耳(E1,E2)に立体感のある3D音源を実現できる。
具体的には、
(1)列車が左右に移動する。
(2)飛行機やヘリコプタが頭上を周回する。
(3)野球でキャッチャーが、ピッチャーの投げる豪速球のシューッと近づくボールの音を聞く。
(4) (1)〜(3)等、任意の複数の移動音源が同時に移動し、それぞれが独立して立体的に聞こえる音を再現する。
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