AGC制御付きで発振電圧の振幅自動制御機能を持つウィーンブリッジ式低周波正弦波発振回路を試しました。
スプリアスが非常に少ない高品位の正弦波が得られ、周波数純度が高く、振幅電圧もAGC制御で安定させるというオペアンプによる優れた発振回路です。
AGC制御のために、発振開始時間が遅れる欠点があります。断続されるトーン発生にはAGCを高速制御する必要があるかもしれません。
リニアテクノロジ社の学習用ウィーンブリッジ回路。この周波数純度は驚異的ものです。
発振周波数を高くするとスプリアスが出てきます。実用上は全く問題ないレベルです。
波形を拡大して表示。綺麗なサイン波です。
AGC電圧の変化を観測。
LM386を使ったウィーンブリッジ回路
周波数純度はあまり良くないが、IC一個で低周波サイン波が発振できる。
オペアンプLM741 矩形波発振回路をLPFでサイン波に近づける発振回路
周波数純度は良くないが、WeenBridgeより高速の発振立ち上がりができる。
音質は悪く非常に耳障りな音になる。(過渡解析でも出力波が歪んでいる。)
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