2017年1月30日月曜日

数値演算式FMステレオ送信機(SDR/Direct Sampling Method)の基本設計

Direct Sampling Methodを意識した、数値演算によるFMステレオ用ベースバンド信号の発生方式(図1.)と、そのFMステレオ送信機(図2.)をLTspice上で、計算・シミュレートした。


図1. 数値演算によるFMステレオ送信機用ベースバンド信号の生成

このステレオ信号(図1.)は、何もFM変調だけで無く、別の変調機に接続してもステレオ送信はできる。
例えば、AM変調器、DSB変調器、PCM変調器でも、このベースバンド信号を入力すれば、ステレオ信号が送信できる原理になっている。
図1.は、もはや回路図というより、計算式をそのまま電圧式で書いただけのシンプルなものになっている。

図2. 数値演算によるFMステレオ変調送信機

図2.は、図1.で生成したステレオ信号を、LTspice組み込みのFM送信機パーツにつなぎ、その中心周波数 10.7MHz FM変調信号を生成してみた。


ブログ記事目次へ戻る

0 件のコメント:

コメントを投稿

現在コメント機能に不具合が出ています。お手数ですみません。
メッセージは、メールでお送り願います。