2017年1月28日土曜日

高性能OP AMP LT-1359を使ったIF増幅器の設計(455KHz 対応)

市販のトランジスタ・ラジオよりも音質を良くする改良を目標にして、増幅のリニアリティーが理想的であるOPアンプでIFアンプを設計した。(図1., 図2.)

IFアンプは、電圧利得 約40dBとし、アンプ前段に複同調回路を市販のIFTコイル2個で構成した。
低域から高域の広い周波数域の綺麗な音が出せるように、同調特性の選択度を甘くしてみた。(図2.)

図1. 過渡解析結果とFFT解析結果


図2. AC解析結果

従来のトランジスタ・ラジオは、中間周波増幅回路で発生する振幅電圧の歪みを少なくする思想がみられませんが、この方式では、OP Ampの理想的直線増幅利得特性を用いて、振幅電圧の増幅歪みが非常に小さくなるよう音質を良くするための改良を考慮しました

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