図1. サイン波からクロック波形変換の基礎回路 |
図1.は、別記事に書いたOPアンプを使ったコンパレータ動作の遅延回路を設計変更して、サイン波の中央電圧を基準電圧でクロック波形電圧TTLレベルを得る回路を考えたものです。
5V単電源で動けるメリットもあります。
課題としては、LT1017は周波数の低い範囲でしか、この波形変換ができないので、周波数が2MHzくらいまでは動けるLT1358/LT1359に交替してみます。
図2. LT1358/1359を使ったサイン波〜クロック波変換回路 |
図2.のように出力波形が、TTLレベルのクロック電圧にはならない課題が発生しました。
この課題を解決するため、波形整形に、HCMOS 74HC04 低消費電力NOTゲートを使うことにします。
図3. サイン波〜クロック波形整形機能付き回路 |
こうして考えた回路が、図3.のサイン波〜クロック波形整形機能付き波形変換回路です。
位相が反転した(180度位相シフト)電圧の2相のTTL用電圧がうまく生成されています。
これならLT1799互換回路ができそうです。
位相が反転した(180度位相シフト)電圧の2相のTTL用電圧がうまく生成されています。
これならLT1799互換回路ができそうです。
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