2017年2月12日日曜日

VGA(利得可変アンプ) VGA6910-3 IFアンプのテスト

VGA(利得可変アンプ) VGA6910-3 を試したところ、3BIT制御で8段階の利得制御が可能であることが分かりました。(LTspice IV標準実装モジュールを利用)

0〜100KHz のIFアンプとして、マイコンを使わずにプッシュ・アップ、プッシュ・ダウンのボタン操作のような利得調整の応用に向いていると思います。(図1.)

図1. VGA6910-3 テスト

低周波領域電波受信、LF(長波)、VLF(超長波)受信等、一定の応用に使えるかもしれません。
もっと細かく利得を制御するのは、LTC6912をマイコンからI2Cで制御することがより良いものができそうです。

VGA+ADC+マイコン+ソフトウェアを組み合わせると、プログラムから思い通りの利得制御が自在にできるようになり、AGC制御の苦労から解放されると思います。
ダイナミック・レンジは100dBを超えるVGAもあるようです。

現在のところ、扱える周波数帯が100KHzくらいまでという課題がありますが、周波数変換を行うことで、この課題を克服あるいは改良可能と思います。
(もっと高い周波数対応の製品も既にあるようです。必要により検索願います。)

ブログ記事目次へ戻る

0 件のコメント:

コメントを投稿

現在コメント機能に不具合が出ています。お手数ですみません。
メッセージは、メールでお送り願います。