図1. にアナログ・スイッチを使ったDBM Mixerを設計し、過渡解析した結果を示す。
OP AMP LT1359の利得を+1倍、ー1倍にして、位相を180度反転させた局部発振器にて二重平衡ミキサーの構成を試みた。
課題:アナログ・スイッチのスイッチング・ノイズが、OPアンプのフィードバック抵抗を介して漏れて、入力されるRF信号に混入してしまう問題が明らかになった。
図1. アナログ・スイッチを使ったDBM Mixer
2. アナログ・スイッチを使ったDBM Mixerの改良と、ラジオへの応用
上記、項番#1のスイッチング・ノイズの漏れをキャンセルするため、DBM Mixerの入力側をコイルと、可変抵抗器でバランスする方式変更を行った。
その結果、同スイッチング・ノイズのキャンセルに成功した。(図2.)
図2. スイッチング・ノイズのキャンセルに成功
この改良Mixer後に同じOPアンプ LT1359によるワイド・アンプと、ダイオードAM検波回路を構成した。
下記の課題を実現すると、高感度で高音質のAMラジオ受信機が実現できるが、この設計は、けして容易ではないことが判明した。
課題:
(1) IFアンプの選択度をあげる方式の実現
(2) ダイオード検波回路に替わる、低い歪みの高音質検波回路の実現
(3) AGC機能の実現
(4) RF初段同調回路の周波数可変と、局部発振器の周波数差分をiF周波数455[KHz]に維持できる方式の実現。
下記の課題を実現すると、高感度で高音質のAMラジオ受信機が実現できるが、この設計は、けして容易ではないことが判明した。
課題:
(1) IFアンプの選択度をあげる方式の実現
(2) ダイオード検波回路に替わる、低い歪みの高音質検波回路の実現
(3) AGC機能の実現
(4) RF初段同調回路の周波数可変と、局部発振器の周波数差分をiF周波数455[KHz]に維持できる方式の実現。
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