2015年9月20日日曜日

差動式DCアンプ特性の一例

2SC1815, 2SA1015 を用いた差動式DCアンプの特性を見てみました。


(1)過渡解析


1[KHz], 100[mV] サイン波の入力で、出力電圧のプラス側ピーク値=2.2[V], マイナス側ピーク電圧=1.8[V]で時間軸を対称に見ると、増幅振幅の対称性に若干のずれが見られます。

(2)AC解析



1-300[KHz]まではほぼ平坦な利得27d[B]と安定していますが、約[1MHz]をピークとする共振状態が見られ、このアンプがこの周波数で発振してしまうリスクが、回路設計上の課題としてあると見られます。

共振周波数では、このように θ(f)=位相関数(f)が大きく変化する変曲点が現れるので、位相関数の周波数 fの二階偏微分値=∂^2/∂f ^2{θ(f)}=0が成り立つ共振周波数f[Hz]が計算で求まると予想されます。


※ ご注意:
トランジスタモデルはインターネット上に公開されている(数理研究所殿)ものを使用していますが、製造メーカ出展ではないようでデータ信頼性は不明です。このため、上記の結果は参考程度の信頼度ですのでご注意願います。
(これは全く使えない信頼度ではありません。かなり実用になる例も多いです。
国内では優れた先端的アプローチです。)


Revision:
Rev.0.1:  6/6/2017
脱字修正:二階偏微分計算式で、周波数fの指数^2が分母から脱字していたので修正;
☓:二階偏微分値=∂^2/∂f θ(f)=0
◯:二階偏微分値=∂^2/∂f ^2{θ(f)}=0

Return to INDEX